私の年収が450万→1,100万超まで合計+650万円アップした最大の理由は、転職エージェントを正しく使ったこと。特に4回の転職で主力として使った3社を紹介します。
※ doda・リクルートエージェント=2〜4社目で使用/ビズリーチ=5社目で年収250万アップを実現
「経理って未経験から転職しても、将来どうなるんだろう」
「経理になったあと、自分の年収はどこまで伸びるんだろう」
経理未経験で転職を考えているあなたが、一番知りたいのはここだと思います。
私は22歳で大学を卒業した後、フリーターになり、公務員試験にも落ちました。24歳の夏、フリーターから未経験・無資格で経理に就職しました。「数字が分かる社会人になりたい」という浅い動機だけでスタートし、そこから20年、転職を4回繰り返しながら、最終的に年収1,100万超まで到達しました。
でも、ネットで「経理 年収」と検索しても、出てくるのは平均値の統計ばかり。実際に未経験から経理になった人の20年分の年収推移を、社ごとに公開している記事は、私が知る限り存在しません。
だからこそ、この記事では私の20年間の年収をすべて公開します。住民税通知書の画像、5社の転職タイミング、年収推移、転職理由、使ったエージェント。全部隠さずに出します。
未経験のあなたが「経理になった20年後、自分はどうなっているか」のリアルなサンプルとして、ぜひ参考にしてください。
この記事でわかること
- 未経験・無資格で就職した1社目の最終年収
- 4回の転職で年収がどう跳ねたか(社ごとの実数)
- 20年かけて最終年収1,100万超に到達した道のり
- 未経験者が20年後に年収1,000万を超えるための7つのポイント
📊 【証拠】20年分の年収推移と住民税通知書
まずは動かぬ証拠から。


ネット上の「経理 年収」記事の大半は、国税庁の統計や求人サイトの平均値を並べているだけです。一人の人間が未経験から20年かけて歩んだリアルな推移を一次資料付きで公開しているブログは、ほとんどないはずです。
1. 結論:未経験で経理に入っても、年収1,100万超は目指せる
先に結論を書きます。
未経験から経理に入っても、正しい戦略で20年動けば年収1,000万超は十分に可能です。
キャテル誰でもできるとは言いません。でも戦略さえ間違えなければ届きます。
ただし、漫然と1社で働き続けただけでは到達しません。私の場合、以下の3つが決定的でした。
- 4回の転職で、年収の"階段"を登った(4回の転職アップ合計+380万円)
- 毎回、異なる業界へチャレンジして経理の業務幅を広げた
- 必ず次の転職先を決めてから退職することで、条件交渉力を保った
詳細を、社ごとに見ていきます。
2. 1社目:フリーターから未経験・無資格で経理に就職(最終年収450万)
当時の状況
- 22歳で大学卒業 → フリーター
- 公務員試験に落ちた後、24歳の夏に経理の就職活動開始
- 保有資格はゼロ(簿記すら持っていなかった)
- 「数字が分かる社会人になりたい」という浅い動機
就職活動の実績
- 活動期間:2〜3か月
- 応募企業数:20〜30社程度
- 書類通過:5社程度
- 内定:1社
- 使った転職サイト:リクナビNEXTのみ
このときのリアル
正直、簿記の資格すら持たない私を採用してくれた1社目には、今でも感謝しかありません。



今でも1社目には本当に感謝しています。恩は忘れちゃいけない。
面接で必死に「やる気」「責任感」「次の試験で簿記2級を必ず取ります」とアピールしました。当時は今ほど経理特化の転職サイトもなく、選択肢も少なかったので、リクナビNEXTで応募し続けて、ようやくつかんだ1社目でした。
入社後は宣言通り簿記2級を取得。1社目では決算締めまでを一通り経験し、最終的に年収450万まで到達しました。
20年経って振り返って思うこと
- 1社目の感謝は今も忘れていない(簿記なしで採用してくれた)
- 業界・会社の研究、経理の業務内容についてもう少し深堀しておけばよかった
- 同世代との遅れを取り戻したくて「やる気」アピール一本だったが、それで十分だった
3. 1社目→2社目(年収450万→500万、+50万アップ)
転職活動の実績
- 活動期間:約半年
- 応募企業数:100社以上
- 書類通過:20社以上
- 内定:1社
- 使ったエージェント:dodaエージェントサービス(メイン)/リクルートエージェント
転職した理由
- 本音:リーマンショックで会社が倒産寸前、リストラ・賞与カットが始まっていた
- 建前(面接):本音は正直に話した上で、税務申告・連結決算など1社目で経験できなかった業務を経験したい
このときのリアル
初めての転職で右も左も分からず、正直手探りでした。
そして、入社後に2社目の人間関係は私の人生最大のトラウマになりました。



今でも思い出すと胸が痛みます。でも次につながる大事な経験でした。
さらに、相対的に小さな会社から大きな会社への転職だったので、業務の幅も狭くなる結果に。
20年経って振り返って思うこと
- 初めての転職活動で「一連の流れ」を理解できたのは収穫
- 会社が異なれば業務分担・求められる能力・文化が全く違うことを身をもって学んだ
- でも、この苦しい状況を好転させる手段もまた「転職」だった
4. 2社目→3社目(年収500万→520万、+20万アップ)
転職活動の実績
- 活動期間:約半年
- 応募企業数:50社以上
- 書類通過:10社程度
- 内定:1社
- 使ったエージェント:リクルートエージェント(メイン)/doda
転職した理由
- 本音:人間関係が完全に行き詰まり、一刻も早く逃げ出したかった/業務の幅が狭く、自身の成長に支障が出ていると判断
- 建前(面接):ネガティブな本音は伏せ、税務申告・連結決算など自分がやりたい業務を具体的に伝えた
このときのリアル
3社目では人間関係・業務内容には恵まれましたが、長時間残業の典型的なブラック企業でした。
「遅かれ早かれ次の転職をしなければならない会社」と入社時点で分かっていて、実際次の転職につながっていきます。3社目の在職中に昇給があり、最終的に年収540万まで到達しました。
20年経って振り返って思うこと
- ネガティブな志望動機は一切口にせず、ポジティブな発言に終始したのは正解
- 本音はネガティブだったため、企業選定・条件交渉の精神的余裕がなかった
- 急ぎ過ぎてブラック企業に入ってしまったのは反省点
5. 3社目→4社目(年収540万→600万、+60万アップ)
転職活動の実績
- 活動期間:2〜3か月(過去最短タイ)
- 応募企業数:20〜30社程度
- 書類通過:5社程度
- 内定:1社
- 使ったエージェント:doda(メイン)/リクルートエージェント
転職した理由
- 本音:離職率が高い、昇進・昇格が困難、長時間残業で遅かれ早かれ次の転職は必須
- 建前(面接):本音を正直に話しつつ「定年まで働ける会社で働きたい」と伝えた
このときのリアル
過去の反省を生かし、精神的な余裕をもって企業選定・条件交渉ができました。
自己PRも「計3社で経理業務の決算・連結・開示・管理会計・税務・システム導入など幅広い経験」「自ら問題提議し、論理的に説明しながら他者を巻き込む力」と、量と質の両方でアピールできるようになりました。
ただし、初めて上場会社から非上場会社に転職したため、やや業務の幅は狭まりました。4社目の在職中に昇給があり、年収は650万まで到達。しかしコロナによる環境変化をきっかけに、次の人生最高の転職につながります。
20年経って振り返って思うこと
- 精神的な余裕をもった転職活動が、結果の質を劇的に変える
- 3社経験すると、自己PRの「厚み」が別次元になる
- 上場→非上場の転職は慎重に判断すべき
6. 4社目→5社目:人生最高の転職で年収650万→900万(+250万アップ)
転職活動の実績
- 活動期間:3〜4か月
- 応募企業数:150社以上
- 書類通過:30社以上
- 内定:2社(同時期に複数内定を取って条件交渉に成功)
- 使ったエージェント:ビズリーチ(メイン)/doda/リクルートエージェント/ワークポート/JACリクルートメント/パソナキャリアハイクラス/リクルートダイレクトスカウト
転職した理由
- 本音:コロナで業績悪化、待遇悪化が確実視された/昇進・昇給に時間を要することへの不満
- 建前(面接):本音を正直に話し、「今後のキャリアアップとして管理職にチャレンジしたい」と伝えた
このときのリアル:250万アップを実現した条件交渉
この転職で私がやった年収交渉の舞台裏を時系列で公開します。
- A社から内定受諾(条件未提示)
- A社のエージェントに他社の選考状況を連絡
- まだ最終面接が残っていたB社以外は断り
- B社のエージェントに「A社から内定が出た」と連絡
- B社から「年収150万以上アップを用意している」と返答
- A社のエージェントに、B社の最終面接と条件を連絡
- B社で最短日程の最終面接を実現し、内定受諾(年収150〜200万アップ条件)
- A社のエージェントにB社の条件を連絡
- A社から年収250万アップの条件提示

キャテル

この瞬間、20年頑張ってきて本当によかったと心から思いました。
- B社のエージェントにA社の条件を連絡
- 総合判断でA社に入社
A社・B社ともに「ハイクラス求人 ビズリーチ」経由。A社、B社のエージェントともに、ライバル会社の内定・条件の証拠(メールなど)は要求されませんでした。
年収・業務内容・人間関係・社風すべてに不満がない、まさに人生最高の転職です。
現在(5社目)の役割・年収
- 入社時年収:900万
- 現在:1,100万超(2023年令和5年住民税通知書で証明済み)
- 初年度からさらに年収が上がり続けているため、そもそも給与テーブルが高い会社に転職できたと実感
🏆 経理で年収1,000万超を目指すエージェントランキング
私が20年・4回の転職で実際に検証した結果、経理で年収アップを狙うなら以下の順序が鉄則です。
7. 20年間の年収推移まとめ
| 転職フェーズ | 年収推移 | アップ幅 | メインのエージェント |
|---|---|---|---|
| 1社目(経理未経験・無資格で就職) | 最終 450万 | ー | リクナビNEXT |
| 1社目 → 2社目 | 450万 → 500万 | +50万 | doda |
| 2社目 → 3社目 | 500万 → 520万 | +20万 | リクルートエージェント |
| 3社目(在職中昇給) | 520万 → 540万 | +20万 | ー |
| 3社目 → 4社目 | 540万 → 600万 | +60万 | doda |
| 4社目(在職中昇給) | 600万 → 650万 | +50万 | ー |
| 4社目 → 5社目 | 650万 → 900万 | +250万 | ビズリーチ |
| 5社目(在職中昇給) | 900万 → 1,100万超 | +200万超 | ー |
※ 累計300社以上応募、50社以上面接しました。すべて異なる業界の経理職で転職しました。すべて次の転職先を決めてから退職しています。
8. 未経験の人が20年後に後悔しないためのポイント7つ
① 1社目は感謝して、3年で恩返しせよ
未経験で採用してくれる会社は、本当にありがたい存在です。私の1社目は簿記資格すら持っていない私を採用してくれました。
ただし、「恩を感じる」と「低い年収で働き続ける」は別の話です。恩返しは3年でしっかり業績に貢献すれば十分。そこから先は、自分のキャリアのために動いていいのです。
② 簿記は入社後に取ればいい(資格がなくても応募せよ)
私は簿記なしで入社しました。未経験なら、「簿記2級取得見込」「入社後すぐ簿記2級を取る」と明言すれば十分通用します。
簿記1級を待ってから転職活動を始めるのは遠回りです。応募しながら勉強する方が早い。
③ 全ての転職先を「次の転職先を決めてから」退職せよ
私は4回の転職すべて、次の転職先を決めてから退職しています。これが条件交渉の土台です。辞めてから転職活動をすると、足元を見られて低い年収で妥協することになります。
④ 業界は毎回変えてもいい
私は4回すべて異なる業界の経理に転職しました。経理は業界を跨いでも通用するスキルです。業界を変えることで業務の幅が広がり、自己PRの厚みが増します。
⑤ 転職エージェントは必ず複数使え
私は1回目の転職でリクナビNEXTのみ、2回目以降はdoda+リクルートエージェント、5社目の大勝負ではビズリーチを筆頭に7社を並行活用しました。複数使うほど、非公開求人・条件交渉の幅が広がります。
⑥ 内定は「同時期に2社」を目指せ(250万アップの核心)
私が最後に年収250万アップできた最大の理由は、同時期に2社から内定を取ったことです。
エージェント間で「相手がこの条件を出してきた」と情報を流すことで、自然と条件競争が発生します。エージェントは証拠(メールなど)を要求してこないので、誠実に伝えるだけで自動的に年収が上がる仕組みです。
⑦ 本音の転職理由を隠さず話す(ただし建前を添える)
私は「リーマンショック」「人間関係」「ブラック企業」「コロナ」と、本音の転職理由を面接で正直に話してきました。
ただし、必ず「それを踏まえて、次はこうしたい」というポジティブな建前を添えています。本音だけだと愚痴、建前だけだと嘘っぽい。本音+建前のセットが最強です。
9. 未経験から年収1,000万を目指すロードマップ
- 【0年目】簿記なしでも転職活動スタート(簿記は入社後に取得でOK)
- 【1〜数年目】月次・年次決算の基礎を徹底マスター/簿記2級取得
- 【1回目の転職】+50万を狙う/doda・リクルートエージェントをメインで使う
- 【中堅期】異業界に転職して業務幅を広げる/税理士科目や業界特化資格を狙う
- 【管理職挑戦期】上場・大手へ/複数エージェントで非公開求人を狙う
- 【最後の大勝負】ビズリーチ等のハイクラス求人+同時期に2社内定で+150〜250万
- 【到達】年収1,000万超
10. よくある質問
Q1. 未経験から本当に年収1,000万になれますか?
私が実例です。ただし、1社で働き続けただけでは無理でした。4回の転職、すべて異なる業界、毎回次の会社を決めてから退職、が必須条件です。
Q2. 最初の会社はどんな規模を選べばいいですか?
未経験OKの中小企業で構いませんが、数年後には転職を見越して経験を積むことが重要です。1社目に骨を埋める前提で選ばないでください。
Q3. 簿記2級だけで経理に入れますか?
私は簿記なしで入社しました。簿記2級すらなくても、やる気があれば経理未経験で採用される可能性はあります。ただし、入社後は必ず簿記2級を取ってください。
Q4. 30代・40代未経験でも年収1,000万目指せますか?
30代なら可能性はあります。40代未経験からの1,000万は極めて困難ですが、業界×専門性の掛け算で道はゼロではありません。
Q5. 転職エージェントは何社使うべきですか?
2回目以降の転職では最低2社、大勝負では7社以上。私は5社目の転職でビズリーチを筆頭に7社を並行活用しました。
Q6. 1社目の年収は?
私の1社目は最終年収450万で退職し、2社目に500万で入社しました(+50万アップ)。スタート年収は記録に残っていませんが、未経験の場合300〜400万が一般的です。
Q7. 転職回数が多いと不利になりませんか?
経理に関してはほぼ不利になりません。むしろ異業界を経験していることは「幅広い経験」として評価されます。私は4回転職して年収1,100万超です。
Q8. どの転職エージェントが一番効きましたか?
年収250万アップを実現した5社目の転職ではビズリーチが決定打でした。A社・B社ともにビズリーチ経由です。
私が20年かけて到達した1,100万超は、エージェントを正しく使えば、あなたはもっと早く到達できます。
※ 経験3〜5年ならdoda、経験5年以上ならビズリーチから始めるのがベスト
11. まとめ|20年前の自分に伝えたいこと
もし20年前、フリーターで簿記すら持たず、経理の就職活動を始めようとしていた自分に一言かけるなら、私はこう言います。
「大丈夫。採用してくれる会社は必ずある。
そして、1社目で頑張った先に、年収1,000万の景色が待ってる。
ただし、1社目にしがみつくな。転職は裏切りじゃなく、戦略だ。」
未経験のあなたも、今この記事を読んでいる時点で、すでに私が20年前に知らなかったことを知っています。だからあなたは、私より早く1,000万に到達できるはずです。
未経験から経理への第一歩は、無料の転職エージェントへの登録です。私が実際に使って、特に効果を感じたエージェントを別記事で紹介しています。


