経理の志望動機・例文5パターン|NG例も含めて20年経理が解説

キャテル
この記事を書いた人|キャテル
「キャテルの戦略」管理人

【自己紹介】40代男性、経理一筋約20年

【経歴】大学卒業→公務員試験に落ちる→社会の底辺→経理未経験から経理に就職→転職4回→年収1,100万円達成

【資格】簿記2級、税理士財務諸表論、宅建

【ブログ】社会の底辺から経理転職4回で年収1,100万達成した転職ノウハウ全て公開「キャテルの戦略」

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    【結論】経理の志望動機は「なぜ経理か」「なぜこの会社か」「何で貢献するか」の3点で書く

    「経理 志望動機」で検索する方は、応募書類や面接で何をどう書けばいいか悩んでいる段階のはず。

    経理の志望動機は「Why 経理 / Why この会社 / How 貢献するか」の3点を必ず含めればOK。20年経理で4回転職した私が、未経験〜経験者まで使える例文5パターン+NG例を公開します。

    キャテル

    「やりがいを感じたいから」「安定しているから」だけはNG。会社側が知りたいのは「あなたが何をしてくれるか」です。

    採用担当が見る志望動機の3要素

    なぜ経理を選んだか

    経理という職種への動機・適性

    なぜこの会社か

    業界・規模・事業内容との接点

    どう貢献するか

    あなたのスキル・経験で会社に何を返せるか

    志望動機例文5パターン

    パターン①:未経験者向け(簿記資格+ポテンシャル訴求)

    前職の◯◯職にて、正確性と段取り力が求められる業務に従事する中で、「数字を扱う仕事をライフワークにしたい」と考えるようになり、経理職を志望しています。
    半年で簿記2級を取得し、現在は税理士財務諸表論の学習も進めています。貴社は◯◯業界で◯◯(特徴)を強みに成長されており、私の正確性と学習意欲を経理基礎業務に活かしながら、貴社の経理体制強化に貢献したいと考えています。

    パターン②:経理1〜3年目向け(実務スキル訴求)

    現職で経理を◯年経験し、月次決算の主担当を任されています。次のキャリアでは、より大きな組織で年次決算・連結会計を経験したいと考え、貴社を志望しました。
    貴社は◯◯(事業特徴)で業界◯位の規模を持ち、上場企業として連結子会社を◯社抱えていらっしゃいます。私の月次決算経験を即戦力として活かしながら、年次決算・連結会計のスキルを身につけ、貴社経理部の中核を目指したいと考えています。

    パターン③:経理5〜9年目(キャリア志向訴求)

    これまで経理◯年で年次決算・連結会計・税務申告まで担当してきました。直近では税効果会計のプロセス見直しで決算期間を◯日短縮するなど、業務改善も主導しています。
    今後は管理会計・経営層への数字説明にまで領域を広げ、CFO候補を目指したいと考えています。貴社の◯◯フェーズ(IPO準備・グローバル化など)で、私の決算経験と業務改善力を活かして貢献したく志望しました。

    パターン④:経理10年以上(マネジメント訴求)

    現職では経理課長として◯名のチームを束ね、年次決算・連結決算・監査対応を統括しています。直近ではfreee導入PJを主導し、経理工数を年間◯時間削減しました。
    貴社の経営層にて「数字で意思決定を支える」CFO候補ポジションに魅力を感じ、応募いたしました。私のマネジメント経験と上級経理スキルを、貴社の◯◯フェーズの財務戦略に活かしたいと考えています。

    パターン⑤:年収アップ志向(ハイクラス向け)

    現職での経理経験◯年と、連結会計・税効果会計・IFRS対応の実務経験を踏まえ、次のキャリアでは上場グローバル企業の経理にて、より高度な業務に挑戦したいと考えています。
    貴社は◯◯(事業特徴)で◯ヶ国に展開されており、経理の難易度・スキル成長機会ともに私のキャリア目標に合致します。即戦力として連結決算・IFRS対応に貢献しながら、貴社のグローバル経理体制の強化に尽力したく応募しました。

    絶対NGの志望動機3パターン

    • 「安定しているから」だけ→ 自分都合だけでNG
    • 「やりがいを感じたい」だけ→ 抽象的すぎて評価不能
    • 会社の研究が浅い(「貴社の理念に共感」だけ)→ 他社でも通用する文章

    志望動機を最短で完成させる手順

    1. 上記5パターンから自分に近いものを選ぶ
    2. 「Why 経理」を自分の経歴・性格と紐づける
    3. 「Why この会社」を企業HP・IR・口コミから3要素抽出
    4. 「How 貢献」を自分のスキル・実績と紐づける
    5. 200〜400字に収める
    6. 経理特化エージェントに添削依頼

    志望動機の添削も経理特化エージェントが一番確実です。経理用語の機微を理解した添削が受けられます。

    業界別|志望動機の書き方アレンジ

    製造業の志望動機

    製造業の経理として原価計算・棚卸資産管理を◯年経験してきました。貴社は◯◯(製品分野)で業界◯位の規模を持ち、原価管理の高度化に注力されています。私の標準原価分析の経験を活かし、貴社の収益性向上に貢献したく志望しました。

    IT・SaaS業界の志望動機

    SaaS企業の経理として収益認識基準対応を◯年担当し、繰延収益の管理プロセスを構築してきました。貴社は◯◯(プロダクト名)で◯ヶ月連続成長を続けており、私のSaaS経理の専門性を活かして、ARR管理・収益認識の高度化に貢献したいと考えています。

    外資系・グローバル企業の志望動機

    日系上場企業にてIFRS適用と英文連結報告を◯年経験してきました。貴社は◯ヶ国に展開されており、グローバル経理の難易度・スキル成長機会ともに私のキャリア目標に合致します。連結決算・IFRS実務に即戦力として貢献し、貴社の事業拡大を支えたく応募しました。

    面接で「志望動機」を深掘りされた時の答え方

    「うちじゃなくてもいいのでは?」と聞かれた時

    NG回答:「いや、貴社が一番です」(抽象的)
    OK回答:「貴社の◯◯(具体的な事業特徴)は、他社では実現できません。私の◯◯スキルが◯◯領域で活きる確信があります」

    「他社の選考状況は?」と聞かれた時

    NG回答:「貴社だけです」(嘘っぽい)
    OK回答:「同業界の◯社で選考が進んでおります。それぞれ良い会社ですが、貴社の◯◯が他にない強みと感じています」(正直+本命をアピール)

    「なぜこのタイミングで転職?」と聞かれた時

    NG回答:「給料が低いから」(自分都合だけ)
    OK回答:「現職で◯年経験して経理の基礎が固まり、次は◯◯(連結会計など)に挑戦したいタイミングと判断しました」(前向きな成長理由)

    志望動機作成の「3-3-3ルール」

    1. 応募企業のIR・HP・口コミを30分調べる(具体性の源泉)
    2. 3つの強みポイントを抽出(事業・規模・カルチャーから)
    3. 自分のスキルと3つの接点を作る(即戦力アピール)

    このルールで作れば、「他社にも通用する汎用文」から脱却できます。

    採用担当が「響く」と感じた志望動機の具体例3選

    例①:30歳・経理3年目の中途応募

    現職の中堅メーカーで経理3年目を迎え、月次決算の主担当を任されています。

    貴社は東証プライム上場の製造業大手で、海外子会社10社の連結決算・IFRS対応をされていらっしゃいます。私の月次・年次決算経験を即戦力として活かしながら、貴社で連結会計・IFRSの実務スキルを身につけ、グローバル経理として中長期的に貢献したく志望いたしました。

    👍 ポイント:「自分のスキル × 企業の特徴」のマッチングが明確。即戦力アピールと成長意欲のバランスが良い。

    例②:35歳・経理7年目のキャリアアップ転職

    現職では年次決算・連結会計を主担当として7年経験してきました。直近では税効果会計のプロセス見直しで決算期間を3日短縮した実績があります。

    貴社の◯◯(IPO準備フェーズ・グローバル展開等)に魅力を感じ、私の決算実務と業務改善力を活かしてCFO候補として中長期的に貢献したく志望いたしました。

    👍 ポイント:「実績数字 × キャリアビジョン」が明確。具体性と成長志向が両立。

    例③:未経験28歳・前職営業職からの転身

    前職の営業職で5年経験する中で、自分の得意領域は「顧客折衝」より「数字の管理・分析」だと気づきました。半年で簿記2級を取得し、現在は税理士財務諸表論の学習も進めています。

    貴社は中堅企業ながら経理未経験者の育成体制を持っていらっしゃいます。前職で培った正確性と段取り力に、新たに取得した会計知識を組み合わせて、貴社の経理体制強化に貢献したいと考えています。

    👍 ポイント:「前職スキルの転用 × 学習意欲」がアピールできており、未経験でも採用ハードルを越えられる。

    面接で「志望動機」を深掘りされた時の答え方TOP10

    Q1:「なぜ転職を考えたのですか?」

    💡 ポジティブな成長理由を伝える。「現職で◯年経験して基礎が固まり、次のステージで◯◯に挑戦したいタイミングと判断しました」

    Q2:「現職の不満は何ですか?」

    💡 不満ベースで答えない。「不満というより、現職では経験できない◯◯に挑戦したいと感じています」

    Q3:「うちじゃなくてもいいのでは?」

    💡 企業固有の特徴を3つ挙げる。「貴社の◯◯(事業・規模・文化等)は他社では実現できない環境です」

    Q4:「他社の選考状況は?」

    💡 正直に答えつつ本命をアピール。「同業界の◯社で選考が進んでいますが、貴社が私の経験と一番マッチすると感じています」

    Q5:「入社後にやりたいことは?」

    💡 具体的な業務目標を述べる。「3ヶ月で月次決算の補助、6ヶ月で年次決算の主担当、1年でIFRS対応の補助業務に携わりたい」

    Q6:「5年後・10年後の目標は?」

    💡 キャリアビジョンを明確に。「5年後に経理マネージャー、10年後にCFO候補を目指しています」

    Q7:「志望動機を一言で言うと?」

    💡 30秒で言える短縮版を準備。「貴社の◯◯(最大の魅力)に、私の◯◯(最大の強み)を活かしたい」

    Q8:「業界・職種を変える理由は?」

    💡 前職の経験が活きる接点を強調。「前職で身につけた◯◯は、経理職でも活かせると確信しています」

    Q9:「年収はどのくらい希望しますか?」

    💡 市場相場+αを正直に。「現職◯◯万円ですので、◯◯万円以上を希望しています。ただし、業務内容次第で柔軟に検討します」

    Q10:「最後に質問はありますか?」

    💡 業務内容・教育体制・キャリアパスを聞く。「経理部の人員構成と平均勤続年数を教えてください」など。

    避けるべき志望動機の典型NG例10選

    • ❌ 「安定しているから」(自分都合だけ)
    • ❌ 「給料が高いから」(自社のことを考えてない)
    • ❌ 「家から近いから」(仕事内容に興味なし)
    • ❌ 「親が経理を勧めたから」(自主性なし)
    • ❌ 「とりあえず手に職を付けたい」(経理である必然性なし)
    • ❌ 「社風が良さそう」(具体性なし)
    • ❌ 「貴社の理念に共感」(誰でも書ける汎用文)
    • ❌ 「成長したいから」(成長は前提、何のためかが不明)
    • ❌ 「やりがいを感じたい」(抽象的すぎる)
    • ❌ 「貴社が業界トップだから」(受け身)

    これらは採用担当が一瞬で「他社用のテンプレ」と見抜けるパターン。一切使わないでください。

    志望動機を「他社にも通用する汎用文」から脱却させる3つのコツ

    コツ①:必ず固有名詞を入れる

    会社名・事業名・プロダクト名・拠点数・売上規模など、応募企業でしか使えない固有名詞を最低3つ入れる。

    コツ②:業界特有の論点を盛り込む

    製造業ならIFRS連結、ITなら収益認識基準、外資系ならUSGAAP対応など、業界特有の経理論点に触れる。これだけで「この業界を理解している」と評価される。

    コツ③:直近のIR・プレスリリースから引用

    応募企業の直近3ヶ月のIR・プレスリリースから1つ、自然に引用する。「この人は本当に会社を調べている」という印象が残ります。

    志望動機作成の最強ツール|「IR分析シート」テンプレ

    志望動機作成シート(応募前30分でやる)

    1. 事業内容:応募企業の主力事業3つ
    2. 成長戦略:直近IRで強調されている成長領域
    3. 経理に求められる役割:採用ページから抽出
    4. 業界トレンド:応募業界の課題・機会
    5. 自分の経験との接点:上記4つと自分のスキルのマッチング
    6. 5年後のキャリア像:応募企業で実現したい姿

    このシートを30分埋めるだけで、「他社にも通用する汎用文」から完全に脱却できます。

    キャリア段階別|志望動機の重点ポイント

    キャリア段階強調ポイント避けるべき内容
    未経験前職で培った正確性・段取り力+簿記取得の意欲「未経験ですが頑張ります」(やる気だけ)
    経理1〜3年目月次決算経験+業務改善の実績具体性のない実績
    経理3〜5年目年次決算・税務申告の経験+次のステージへの意欲現職の不満ばかり
    経理5〜9年目連結会計・税効果+管理職志向「もっと年収を上げたい」だけ
    経理10年以上マネジメント経験+経営層対話+CFO志向謙虚すぎる表現

    志望動機の「最強の最後の一文」

    志望動機の最後は、「どう貢献するか」で締めるのが鉄則。「貢献したいです」だけでなく、具体的な貢献領域を明示します。

    • 👍 良い例:「貴社の連結決算プロセス改善に、私のfreee導入経験を活かしたく志望します」
    • 👍 良い例:「貴社のIPO準備フェーズに、私の上場企業経理経験を即戦力として提供できます」
    • 👎 悪い例:「貴社で頑張りたいです」(抽象的すぎる)

    20年経理キャテルが「志望動機で意識した3つのこと」

    1. 必ず会社のIRを30分読み込む(応募の最低マナー)
    2. 面接前に「3つの貢献領域」を明確化(即戦力アピールの土台)
    3. 志望動機は1分・3分・5分の3パターン用意(場面別に使い分け)

    この3つを徹底することで、私は4回の転職全てで第一志望から内定を得てきました。

    志望動機が刺さらない時の「セカンドオピニオン」活用法

    自分で書いた志望動機が客観的にどうかを判断するのは難しい。必ず第三者のチェックを受けてください。

    • 経理特化エージェント(ヒュープロ・MS-Japan):経理職務に特化した添削が無料で受けられる
    • キャリアコーチ:30分5000円程度で客観視できる
    • 同業界の知人:業界視点でのアドバイス

    独りよがりの志望動機は最大の落とし穴。必ず第三者の目を通してから提出してください。

    20年経理キャテルからの最後のメッセージ

    キャテル

    志望動機は「自分の人生を語る」場面。テンプレに頼らず、あなたらしい言葉で書いてください。それが採用担当に最も響きます。

    本記事を参考に、あなたが自信を持って志望動機を書ける状態になることを願っています。

    志望動機作成チェックリスト(提出前に必ず確認)

    • ☐ 200〜400字以内に収まっている
    • ☐ 応募企業の固有名詞が3つ以上入っている
    • ☐ 「Why 経理」「Why この会社」「How 貢献」の3要素が明確
    • ☐ 数字での実績が含まれている
    • ☐ 抽象ワード(やりがい・成長したい)に頼っていない
    • ☐ 「貴社の理念に共感」だけで終わっていない
    • ☐ 即戦力アピールが含まれている
    • ☐ 第三者(エージェント等)に添削を受けた
    • ☐ 文末が「〜したく志望しました」で締まっている
    • ☐ 1分・3分・5分の3パターンを準備した

    10項目中8つ以上クリアできれば、面接通過率は80%以上が見込めます。

    志望動機は「自分のキャリアを言語化する」最高の機会。テンプレを参考にしつつ、必ずあなた自身の言葉でカスタマイズしてください。

    あなたの転職活動が成功することを、心から願っています。

    20年経理キャテルからのエール、最後にお届けします。

    経理の志望動機に必須の3要素は?

    「Why 経理(なぜ経理を選んだか)」「Why この会社(なぜこの企業か)」「How 貢献(どう貢献するか)」の3点が必須です。1点でも欠けると評価が下がります。

    未経験で経理の志望動機を書くコツは?

    前職の「正確性・段取り力」と簿記取得(または学習中)を組み合わせ、「経理職をライフワークにしたい強い意志」を伝えるのが王道です。本記事のパターン①が未経験用の例文です。

    志望動機の文字数は?

    応募書類なら200〜300字、面接で口頭なら400〜500字(1分以内)が目安です。長すぎると要点がぼやけ、短すぎると熱意が伝わりません。

    志望動機の添削はどこに頼む?

    経理特化エージェント(ヒュープロ・MS-Japan・ジャスネット)に依頼するのが最強です。総合型エージェントは経理用語の機微がわからず、添削が浅くなりがちです。

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