経理の将来性|AI時代に生き残る経理と消える経理を20年経理が解説

キャテル

この記事を書いた人|キャテル
「キャテルの戦略」管理人

【自己紹介】40代男性、経理一筋約20年

【経歴】大学卒業→公務員試験に落ちる→社会の底辺→経理未経験から経理に就職→転職4回→年収1,100万円達成

【資格】簿記2級、税理士財務諸表論、宅建

【ブログ】社会の底辺から経理転職4回で年収1,100万達成した転職ノウハウ全て公開「キャテルの戦略」

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    【結論】経理の将来性は「2極化」する。AI時代に生き残る経理と消える経理

    「経理 将来性」で検索する方の多くが心配しているのは、AI・RPA・クラウド会計の進化で経理の仕事が消えるのではという不安だと思います。

    結論:経理は2極化します。

    • ❌ 単純作業しかできない経理 → 確実に消える
    • ✅ 上級スキルを持つ経理 → むしろ年収が上がる
    キャテル

    20年経理をやってきた私が、AI時代に「生き残る経理」「消える経理」の境界線をリアルに解説します。

    経理人員の二極化予測

    ⚠️ 2031年に淘汰される経理
    仕訳・請求書発行・経費精算しかできない人。会計ソフトの操作だけが業務の人。AIに代替される。
    ✅ 2031年に年収1500万を狙える経理
    連結会計・税効果・管理会計・M&A・経営層対話。AIを使いこなしながら判断業務をする人。

    業務別|AI自動化の進捗状況(2026→2030)

    • 仕訳入力:freee・マネーフォワードで自動化進行中
    • 請求書発行:クラウドツールで自動化済み
    • 経費精算:スマホアプリでほぼ自動
    • 銀行口座照合:API連携で自動
    • 給与計算:給与計算ソフトで自動

    これらはすでに7〜8割が自動化されています。今後10年で、これだけしかできない経理は淘汰されます。

    業務2026年の自動化率2030年予測残る人間の役割
    仕訳入力70%95%例外処理・複雑取引のみ
    請求書発行80%98%イレギュラー対応のみ
    経費精算85%99%不正検知・運用設計
    月次決算40%70%分析・レビュー・改善
    年次決算20%40%判断業務・監査対応
    連結会計15%30%マニュアル判断が大半
    税務申告30%50%節税戦略・税務調査対応
    管理会計・予算10%25%経営との対話・意思決定支援
    M&A会計5%15%個別判断が必須

    注目すべきは、「上級業務ほど自動化率が低い」こと。これは10年後も人間の経理が必要な領域です。

    AI時代に生き残る経理の7つのスキル

    ① 連結会計・税効果会計(上場企業必須)

    子会社のある会社の連結決算は今もマニュアル要素が強く、AIでは判断できない領域。経験者の市場価値は高止まりしています。

    ② 管理会計・予算管理

    「過去の数字を整理する」が経理の従来業務、「未来の数字を設計する」が管理会計。AIでは経営者の意図を汲み取った予算設計は不可能。CFO候補の必須スキル。

    ③ 税務戦略・節税提案

    税法は毎年改正される複雑な領域。「合法的に税金を最小化する設計」はAIに任せられない高度な人間的判断です。

    ④ M&A・組織再編会計

    買収・合併・分社化の会計処理は1案件ごとに個別判断が必要。経験者数が少ない希少スキル。

    ⑤ 経営層への説明・プレゼン能力

    数字を「経営判断できる形に翻訳する」スキル。AIは数字を出すが、解釈と説明は人間の仕事です。年収1000万超の経理は全員この能力が高い。

    ⑥ 内部統制・監査対応

    J-SOX・監査法人対応は毎年の制度変更に対応する必要があり、AIでは追いつけない領域。

    ⑦ DX推進・AIツール導入

    逆に、AI・RPAを「使う側」に回れる経理が強い。会計ソフト導入・業務改善の旗振り役は今後10年最も需要があります。

    「経理は終わり」と言う人の3つの誤解

    誤解①:「AIが全てやる」

    現実:AIは判断業務・例外処理・コミュニケーションは苦手。「AIは経理の補助、最終判断は人間」が今後10年の現実です。

    誤解②:「単価が下がる」

    現実:上級経理の単価はむしろ上昇傾向。希少性が上がるため、市場価値は逆に高まります。

    誤解③:「若い人が有利」

    現実:経理は経験値が物を言う職種。40代以上の方が市場価値が高い構造は、AI時代も変わりません。

    将来性が高い経理の3つの専門領域

    領域①:IPO支援・上場準備

    スタートアップのIPO準備は年収1500万〜2000万が現実的な領域。上場前の体制整備(J-SOX・連結・開示)の経験者は、希少性が高く市場価値も高い。

    領域②:M&A・組織再編会計

    買収・合併・分社化の会計処理は1案件ごとに個別判断が必要。経験者は希少で、案件単価が高いため年収1300万超も可能。

    領域③:DX推進(経理業務改革)

    会計ソフト導入・RPA設計・データドリブンな経営支援。「経理+IT」の両刀使いは、今後10年で最も希少な人材になります。

    AI×経理ツール3つの実例(2026年現在)

    事例①:freee「AI経理」が仕訳を自動提案

    freeeでは、銀行明細の文字列から適切な勘定科目をAIが自動提案。経理担当者は確認するだけで仕訳が完成します。中小企業の経理工数は5年前比で40%削減されました。

    事例②:マネーフォワードクラウド「経理レポートAI」

    マネーフォワードでは、月次決算のレポートをAIが自動生成し、異常値を自動検知。経理担当者の「分析時間」を大幅短縮。

    事例③:大手SAP「Embedded AI」

    大手企業向けSAPでは、連結処理の一部もAIが補助するようになりました。ただし最終判断は人間が担当。

    今すぐ将来性を高める3つのアクション

    2026年→2035年|経理の将来予測

    2026〜2030年
    単純作業の自動化が加速。仕訳・請求書・経費精算は8割以上が自動化。月次決算スピードが3日以内が普通に。
    2030〜2035年
    AIが連結会計の一部もこなすように。経理人員は半減も、管理会計・税務戦略・経営層対応の上級経理は年収1500万も射程圏内。

    アクション①:簿記2級+税効果・連結会計を学ぶ

    基礎簿記は前提として、税効果会計・連結会計の実務経験を積めば、向こう10年は安泰。経理3〜5年目で必ず触れる業務に手を上げる。

    アクション②:上場企業の経理に移る

    中小経理→上場経理の転職で、難易度の高い業務を経験できます。実務経験の質が、AI時代の生存力に直結します。

    アクション③:AI・クラウド会計ツールを使い倒す

    「AIに使われる」のではなく「AIを使う側」に立つ。freee・マネーフォワード・SAPの導入経験は転職市場で評価されます。

    よくある質問

    経理はAIに仕事を奪われますか?

    単純作業(仕訳・請求書・経費精算)は8割以上が自動化されます。ただし連結会計・税務戦略・管理会計・経営層対応など上級スキルはAIに置き換えられず、むしろ年収が上がります。

    経理の将来性を高めるには?

    「税効果会計・連結会計を学ぶ」「上場企業の経理に移る」「AI・クラウド会計ツールを使う側に回る」の3つが効果的です。基礎簿記だけでは将来性は限定的です。

    2030年代の経理はどうなる?

    経理人員は2030年代に半減すると予想されますが、上級経理(管理会計・税務戦略・連結会計)の市場価値は逆に上がり、年収1500万円超も射程圏内になります。スキル次第で2極化します。

    まとめ|経理の将来性は「自分のスキル次第」で決まる

    「経理は将来性がない」は、単純作業しかできない経理にだけ当てはまる話。上級スキルを持つ経理は、むしろAI時代に年収が上がる側です。

    20年経理をやってきた私が断言します。会計知識を学び続ける覚悟があるなら、経理は今後10年も最高の職種であり続けます。

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